1-3.Spring InitializrでSpringBoot3✖️Java17の雛形を作成する

SpringBoot3(REST API)✖️Next.jsで作るSNSWebアプリケーション

今パートの目標

前回はDocker環境でSpringBootを起動するためのDockerfileを作成しました。
今回はSpring Initializrを使用してSpringBootの雛形を作成していきたいと思います。

環境について

  • SpringBoot 3.2.0
  • java17
  • macOS Sonoma 14.1.1
  • Docker Desktop 4.18.0

Spring Initializrで雛形を作成する

Spring Initializrとは

ブラウザ上で、ビルドツールや開発言語を選択して、雛形となるアプリケーションを簡単に生成することが出来るツールです。

Spring Initializrを使ってみる

下記にアクセスします。
ここでビルドツールや開発言語を選択していき、最終的に雛形となるアプリケーションをzip形式でダウンロードします。

https://start.spring.io

選択項目を説明します。

Project

ビルドツールを選択します。gradleでもmavenでも好きな方で大丈夫です。
今回はgradleを使っていきます。

Language

言語を選択します。今回はJavaで開発していきます。

Spring Boot

Spring Bootのバージョンを選択します。SNAPSHOTでない最新のものを選びます。
※SNAPSHOTとは、あるバージョンに向けて現在開発が進められている途中のバージョンのことです。

Project Metadata

プロジェクトのメタデータを設定します。

  • Group
    ルートパッケージ名を記載します。
  • Artifact
    プロジェクト名を記載します。
  • Name
    プロジェクト名を記載します。
  • Description
    説明を記載します。
  • Package name
    プロジェクト名を含むパッケージ名を記載します。
  • Packaging
    パッケージング形式を選択します。今回はapiなのでjarを選択しています。
  • Java
    バージョンを選択します今回は17を選択しています。
Dependencies

依存関係を選択します。後からいくらでも追加できるので、今回はとりあえず3つだけ選択しています。

  • Spring Boot DevTools
    再起動なしにソースコードの修正を反映させることができる開発補助ツール
  • Lombok
    ボイラープレートコード(setterやgetter等)をソースコードから排除するために使用するライブラリ
  • Spring Web
    Spring MVC を使用して、RESTful を含む Web アプリケーションを構築するためのスターター

上記設定ができたら「GENERATE」ボタンを押下し、zipファイルをダウンロードします。

プロジェクトフォルダにSpringBootプロジェクトをコピーする

ダウンロードしたzipファイルを解凍します。

% cd ~/Downloads
Downloads % unzip share-favplace-api.zip

Dockerfileを作成したプロジェクトフォルダ配下にSpring Initializrで作成したSpringBootプロジェクトをコピーします。

Downloads % cp -r share-favplace-api/ ~/develop/share-favplace-api

以上でSpringBootプロジェクトの作成は完了です。

まとめ

今回はSpring Initializrを使ってSpringBootプロジェクトを作成するところまで実施しました。
次回はDockerComposeを使用して、SpringBootを起動させたいと思います。

参考

Docker Compose 概要 — Docker-docs-ja 24.0 ドキュメント

コメント

タイトルとURLをコピーしました